「仕事は嫌いじゃないんだけど、
正直少し疲れてるんだよね・・・」
「毎日頑張って頑張って、
どこかで息抜きがしたい・・・」
医療関係者の皆様からは、
そんなお声をよく聞きます。
「今日は結構疲れてるんだけど、
ここまではやっておかなくては。」
「ちょっと大変なんだけど、
これを今自分がやらないと、
あの患者さんが困るから。」
そんな風に、気を張ってギリギリまで
仕事をせざるをえない環境も、
多く目にします。
また、患者さんのこと、病院のことを
考えれば考えるほど、湧いてくる疑問。
「これは本当に患者さんのために
なるんだろうか?」
「もっと他に優先すべき業務が
あるんじゃないのかなぁ・・・」
とはいえ、今日の業務をこなすのに
手一杯という現実。
医療組織の中では、患者さんのため
という本来の目的と、その他の事情が
複雑に絡まり合う、特殊なストレスが
発生します。
そして迂闊に院外の人に愚痴を
こぼせないという、独特な環境
でもあります。
私自身、長年薬剤師として医療に
携わり、病院での勤務、調剤薬局での
勤務を経て、その特殊な環境
だからこその苦しさを
何度も体験しました。
様々な医療関係者の方々からご相談を
受ける中で、多くの方が似たような
苦しさをお持ちなんだと気づきました。
初めまして。住吉尚子
と申します。
薬剤師であり、教育コミュニケーションマスター
として活動中です。
新卒で調剤薬局に就職、
一般外来の他に、訪問服薬指導なども
担当する中、どうしたら患者さんの
お役に立てるか模索し続けました。
大学院の夜間講義を聴講したり、
ヘルスカウンセリングを学んだり、
自主勉強会を立ち上げたりも
しましたが、答えが見つからないまま、
疲れ果てて退職。
転職したものの、患者さんの
お役に立ちたいという気持ちと、
仕事に対する責任感、家族との関り、
自分の体や精神的な揺らぎの
バランスをどうしたらいいのか
…ずっと悩んでいました。
そんな中、子供の中学受験を
きっかけに教育コーチングや
教育コミュニケーションを
学び始めます。
また、子供が不登校になったことで、
更に深く自らの心の在り方と
向き合うようになりました。
子供のことがきっかけではありましたが、
この医療とは違う角度からの学びは、
私にとって、とても大きな転機でした。
今までとは全く違う角度からの、
ものの見方を得ることができたのです。
ほんの少し自分の視点を
変えていくだけで、
日々の苦しさから解放されて
いくんだという驚き。
それからは、少しずつ心が楽になり、
仕事に対するプレッシャーから解き放たれ、
本当に患者さんのためになることとは
どういうことなのかという問いに、
自分なりに誠実に向き合うことが
できるようになりました。
現在は、人手が足りない調剤薬局や
病院にヘルプに入ったり、
その調整をしたり。
全国を飛び回る中で、
現場で頑張っている人たちのサポートに
やりがいを見出しています。
面白いことに私の心が安定しはじめると、
それに呼応するように子供の心も
安定していきました。
今ではかなり自立して
前向きに人生を歩み始めていることに、
親として安堵し頼もしく感じています。
医療現場での仕事は、ともすれば
自分自身を責めたり、精神的に不安定に
なりやすい職場環境とも言えます。
その割に医療関係者への心のサポートが
できる場というのは、多くありません。
ほんの少し話を聞いてもらえたら、
ホッとできるのに。
肩の荷を少しだけ
下ろすことができたら、
スッキリできそうなのに。
私は、そんな「場」をつくりたくて
「やどり木」を立ち上げました。
医療の現場で頑張っている皆様を
少しでもサポートできたら、
と思っています。
自分自身が仕事を投げ出したい、
辞めたいと思うほど苦しかった
時期を経て、医療という仕事の本来の
やりがいや楽しさを見出せるように
なった経験。
大学院で学んだことや
ヘルスカウンセリング・教育コミュニケーション、
自分の心との向き合い方などの知識。
これまで試行錯誤した体験を活かし、
医療関係の皆様のお役に立ちたいと
思っております。
よかったら、
気軽に話をしにいらしてください。
もちろん秘密は厳守します。
あなたがホッと一息
つけますように。
あなたが明日笑顔で
1日を始められますように。